「更新担当になりました。まず何したら?」に、実務目線で答える記事です。
最短で成果を出すには、目的を揃える→運用ルールを整える→小さく早く回すの順が鉄則。今日から使えるチェックリストとテンプレ付きでまとめました。
1. まず“目的の一枚紙”を作る(15分)
- 誰に:既存顧客/見込み客/採用候補のどれ?
- 何を:問い合わせ、来店、資料DL、採用応募…のどれ?
- KPI:月間問い合わせ◯件、アクセス◯%増、直帰率◯%改善など3つ以内
- 優先ページ:トップ/サービス/価格/実績/お問い合わせ
上記をA4一枚に。これが更新判断の“ものさし”になります。
2. 更新の基本動線を整える(フォーム→ページ→計測)
- 問い合わせフォーム:入力項目を最小限に(名前・メール・内容)。必須は3項目まで。
- 主要CTAの配置:各ページの上部・中部・下部に1回ずつ。ボタン文言は「無料相談」「見積り依頼」など動詞+名詞。
- 計測設定:GA4のコンバージョン(送信完了URL/イベント)を有効化。クリック計測も設定。
3. 週・月の運用リズム(テンプレ付き)
【毎週(30〜60分)】
- 最新情報1件(お知らせ・事例・ブログ)を追加
- トップのニュースを1件差し替え
- 画像の代替テキスト(alt)とタイトル書き出しを確認
【毎月(60〜90分)】
- 人気・離脱ページの見直し(GA4:ページ別パフォーマンス)
- 価格・営業時間・アクセスの誤記チェック
- 事例を1件、Q&Aを2問追加
4. コンテンツの“型”を持つ(迷わないための枠)
- 実績・事例:課題→提案→実施→結果(数字)→お客様の声(50〜120字)
- お知らせ:要点(日時/対象)→詳細→関連リンク→問い合わせ
- ブログ:結論→理由3つ→具体例→まとめ→CTA(相談リンク)
- 採用:ミッション→1日の流れ→研修→評価基準→応募の流れ→エントリー
5. 画像と文字のミニルール
- 画像サイズ:横1200px目安。WebP/JPEGで圧縮(200KB以下)
- ファイル名:yyyy-mm-topic-keyword.webp(例:2025-10-case-renovation.webp)
- 見出し:h2=章、h3=小見出し。1ページにh2は2〜5本
- 1文:60〜80文字を目安。段落は3〜5文で改行
6. 伝わる文章のコツ(3つだけ)
- 主語と動詞を近づける:「当社は◯◯します」
- 数字で言う:「最短3日」「年間120件」「平均◯%削減」
- 比較で言う:「Aより◯◯なB」「従来比で◯%短縮」
7. SEOの“やりすぎない”基本
- 検索意図に答える:「料金」「事例」「場所」「手順」を明記
- タイトル:「キーワード|具体 benefit」(全角32文字前後)
- ディスクリプション:80〜120文字で結論+CTA
- 内部リンク:関連記事・事例・問い合わせへの3方向リンク
- 重複を作らない:似た内容は統合して1ページを強く
8. セキュリティ・表示速度の最低ライン
- CMS更新:WordPress本体・プラグイン・テーマを月1回更新(検証→本番)
- バックアップ:自動毎日+手動月1。保存はサーバ外(クラウド)
- 速度改善:画像圧縮/不要プラグイン削除/キャッシュ導入
- フォームSPAM対策:reCAPTCHAまたは質問いち
9. 法務・アクセシビリティの注意
- 必須ページ:プライバシーポリシー/特商法(EC)/クッキーポリシー
- 著作権:写真・地図・ロゴの出典を明記。素材は権利確認済みを使用
- アクセシビリティ:代替テキスト、十分なコントラスト、リンクは文脈で意味が分かる文言
10. 社内フローを“可視化”する(依頼→承認→公開)
- 依頼票(Googleフォーム):目的/掲載位置/締切/原稿・画像添付/承認者
- 承認ステップ:担当→広報or法務→最終承認(期限は48h以内)
- 公開後:プレビュー確認→SNS告知→GA4注釈に記録
11. すぐ使えるテンプレ
■ お知らせテンプレ
- タイトル:【重要】◯◯開始のお知らせ|◯月◯日〜
- 本文:結論(何が・いつから)→背景→対象→手順→問い合わせ先
■ 事例テンプレ
- 見出し:◯◯業・◯◯社様|◯◯を◯%短縮
- 本文:課題→提案→実施→効果(数字)→コメント→関連サービスリンク
■ ディスクリプション例
「ホームページ更新の基本を実務視点で解説。週・月の運用リズム、事例テンプレ、SEO・セキュリティの要点まで。今日から迷わず改善できます。」
12. よくあるつまずきと対処
- 更新ネタが尽きる:「よくある質問」「導入事例」「用語集」を連載化
- 社内から原稿が来ない:フォーム必須+締切と公開日を同時に設定
- 成果が見えない:CTAの位置と文言をA/Bで1つだけ変える(2週間)
13. ミニ編集カレンダー(例:4週間)
- Week1:事例追加(BtoB)+トップ差し替え
- Week2:Q&A×2/用語集×1
- Week3:ブログ(課題解決系)+お問い合わせ導線見直し
- Week4:採用ページ更新+GA4レポート共有(10分会議)
14. それでも大変なら「WebUp」に任せる
運用は「作る」より難しい。社内で回しきれないときは、定額制の伴走運用「WebUp」が便利です。
更新代行(記事作成・事例化)/月次レポート/改善提案/セキュリティ監視までをひとまとめ。
はじめての方へ:まずは現状診断(30分)で、優先ページとKPIを一緒に決めます。
まとめ|“正しく続ける”ための3箇条
- 一枚紙の目的で判断をシンプルに
- 週1更新&月1見直しで小さく早く回す
- 型と計測で再現性をつくる
迷ったら、目的に戻る。それだけで、次にやることが見えます。
「うちのサイト、どこから直せば?」という方は、まずは無料の現状診断からどうぞ。